水道光熱費は普段からコストを意識している人が多いのではないでしょうか。
でも念のためこの記事を読んで、月々の支払いが安くできないか確認してみてください。
ガス代・電気代
業者を見直すことで、月々の支払いが安くなる場合が多いようです。
私の場合は東京に住んでいますので電気はもともと東京電力でしたが、電気もガスもまとめて東京ガスで契約しておりコスト削減効果が出ています。
当時(数年前)色々と比較してもう少し安い電力もあったのですが、「コストがしっかり削減できてしかも安心感がある」ということで私は東京ガスを選びました。
あとは業者を変えなくても、たとえばガス床暖房を使う家では専用の「暖らんぷらん」を選ぶとお得になったり(東京ガスの場合)、電気を夜多く使うなら「夜トクプラン」があったり(東京電力の場合)と、ライフスタイルに合わせて見直すことでお得につながることがあります。
なお電気は契約アンペア数を下げると毎月の支払料金が抑えられます。30Aなら基本料金は月額842円(税込)ですが、60Aだと1,684円(税込)となり結構差があります。今契約している電気のアンペア数を確認して、一度下げられないか検討してみる事をおすすめします。
また電気代の支払いに銀行口座振替払いを選ぶと、月額55円(税込)割引してくれる仕組みも見逃せません。東京電力含め多くの電力会社で実施しています。銀行口座から払うだけで割り引いてくれるのですから活用するしかありません。電気の使用量によってはクレジットカード払いでポイントを貯めた方が有利な場合もありますが、それも含めぜひ一度電気料金の支払い明細をチェックしてみると良いと思います。
こういった見直しは一度してしまえば、後は毎月なんの苦労もなくお得が続きます。たとえ月数百円だとしても、毎月となると結構大事です。
もちろん、一般的な電気の節約も無理のない範囲で実施しましょう。
照明やテレビなど使っていない電気はこまめに消す。大して使わないのに待機電力を使っている家電やゲーム機はコンセントごと抜いてしまう。よく使う照明はLEDに変えて消費電力を減らす。10年以上前から使っているエアコンや冷蔵庫は、最新の省エネ製品に買い替えると電気代が大幅に安くなるか一度チェックしてみる、などですね。
ちなみに電気代を多く使うのは「熱」に関係するもののようです。
エアコン、ドライヤー、電子レンジ、冷蔵庫、こたつや電気カーペットなど、熱や温度に関係する製品は特に使い方に無駄が無いか注意してみてください。
水道代
固定費として考えた場合、まずウォーターサーバを契約している人はそれが見直せないか考えましょう。例えば子供が小さいときに「ミルクを作るのに便利」と考えて導入して、そのまま漫然と使い続けたりしていないでしょうか。もちろん月々の支払いに見合った価値を感じているのならば良いのですが、ウォーターサーバをやめるだけで月数千円のコストが浮くかもしれません。たとえばポット型浄水器のブリタに切り替えるなどするだけでも、お水は美味しいですし月々のコストが抑えられます。
なお水道代自体の価格は地域によって決まっており、上記以外に固定費としては削減するのが難しいのが実情です。
ただし水道代の支払いに銀行口座振替払いを選ぶと割引をしてくれる自治体があります。東京都の場合は月額55円割引です。またクレジットカード払いに対応している自治体では、クレジットカード払いにすることでポイントを貯めることも可能です。いずれも地域によって異なりますので、お住まいの自治体の水道局にご確認ください。
なお自治体によっては水道料金の減免制度を用意している場合があります。要介護者世帯、身体障害者世帯、児童扶養手当受給世帯などの条件があったりしますが地域によって異なります。一度お住まいの自治体に確認してみると良いと思います。
水道代を変動費として考えた場合は、当然節水が重要です。
歯ブラシや手洗いやシャワーのときに水を無駄遣いしないようこまめに止める、水量を出しすぎないなど一般的な努力の積み重ねが、無駄を減らし月々の貯金につながります。